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lapislazuliな研究生活
marinne.exblog.jp
これは石器時代の岩絵です。社会科学、研究生活、エスニックなアート、日々のこぼれ話など
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穴があったらどうしましょ?
穴って気になりますよね。
700年あまり昔の文化遺産
に、
不自然な穴
がポッカリと開いていたら どうしましょう? 穴といっても身を隠せるほど大きなものではありません。
小指が入るぐらい、直径1.5 cmぐらいの小さな穴です。
これは
年輪による年代測定 Dendrochronology
のために、遺跡の建築木材をくりぬいた跡です。この穴は、もともと
白い樹脂
で塞がれていました。しかし、年月が経つうちに樹脂が
抜け落ちてしまった
のでしょう。この一画では、穴があいたまま放置されている木が目につきました。作業にかかわった人の技術力、樹脂の質、気候、年月の経過、そして立地条件。いろいろな要因が考えられます。
日本のように湿気の高い気象条件なら、このような損傷箇所に虫がわいたり、苔やカビが生えたりするのでしょう。ニューメキシコの砂漠では、乾燥した気候が幸いして劣化は進んでいないようでした。
でも、気になるなぁ...
by
marinne-blue
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2006-03-14 11:14
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